お店紹介

川尻のお店と働く人

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林昭三刃物工房

お店の情報

川尻といえば刃物の街として歴史があり、その中で最も長く、昔ながらの作り方を続けているのが林昭三刃物工房の林さんだ。最盛期は20軒ほどが軒を連ねていたものの、その数も年々減り続け、今となっては数少ない貴重な職人である。

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工房は県道川尻宇土線の丁度真ん中あたりに位置しており、中に入るとほのかに炭の匂いが漂う。

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使い込まれた機械が並び、まるで「千と千尋の神隠し」に出てくる釜爺の仕事場のような印象だ。

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店主の林昭三さん。昭和三年生まれなので昭三さん。
子供の頃から父親の手伝いでハンマーをふらされていたともあり、その腕は確か。切れ味のあるその包丁を求めて遠方からわざわざ訪ねてくるファンもいるとか。
「うちが作った包丁は一生使える。永く使えばその価値が解ってもらえる」と林さん。

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鍛冶屋は体力が必要できつい仕事なので、なかなか後継者が育たないことを悩んでいたところ、80歳を過ぎて、まだ体が動くうちにこの技術や道具類を誰かに引き継いでもらいたいとの思いで、新聞に後継者を募集したところ、4年前に流子 雅継(りゅうし まさつぐ)さんが弟子入りしたそうだ。

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「以前から物づくりが好きで、何かを作る仕事に就きたいと考えていたところ、その中でも真っ赤に焼けた鉄に魅力を感じました。鉄はすべての物を作るために欠かせない、最初の道具。そこに携わることに誇りを感じます。」と流子さん(左)。

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林さんが作る川尻刃物は、柔らかい鉄で硬い鉄をサンドイッチのように挟み込んで1000度の炎で焼き叩き延ばしていく昔ながらの技法。焼けた鉄を藁の灰に入れてゆっくり冷やすことで強靭な刃になる。

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さらに炭の炎で作るのに拘っているそう。炭は鋼の栄養であり、炭素は刃物を作るのに欠かせない物だという。

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できあがった包丁には「川尻」と刻印がされる。

 

林昭三刃物工房

[住所]〒861-4115 熊本県熊本市南区川尻1丁目3−35
[TEL] 096-357-9782
[営業時間]9:30~16:30
[定休日]月曜日

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